体調不良で戦列を離れていた横浜内川聖一内野手(27)が29日、横浜市内の病院に入院し、出場選手登録を抹消された。27日から下痢、嘔吐(おうと)の症状を訴えて同日の阪神戦から欠場。前日28日には横浜スタジアムに姿を見せたが、症状が回復せず自宅で休養していた。この日、横浜市内の病院で検査を受け「ウイルス性腸炎」と診断され、急きょ入院が決まった。江川チーフトレーナーは、退院時期は未定としたが「週明けには落ち着くと思われます」と話し、回復までは5日~1週間程度との見解を示した。

 また、この日の広島19回戦では、三塁のダン・ジョンソン内野手(30)が、両股(こ)関節の張りを訴え5回終了後に交代した。田代監督代行は「ジョンソンまで離脱となれば(打線が)苦しくなる」と話し、大事をとっての交代を説明。30日の起用は回避する方針だ。主力打者の相次ぐトラブルについて同監督代行は「若手にはチャンス。今いるメンバーで全力でカバーしたい」と話した。

 [2009年8月30日9時42分

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