右手人さし指を骨折している日本ハムのダルビッシュ有投手(23)が1日、都内の病院でメディカルチェックを受けた。報告を受けた中垣チーフトレーナーは「検査の結果、もう2週間ほどでキャッチボールできる状態」と説明。ダルビッシュもブログで「だいぶ良くなってました」と明かした。

 日本シリーズ終了後の先月9日、「右手人さし指中節骨近位部の疲労骨折」が判明。当初は2~3週間固定しての経過観察が必要と診断されていたが、予想よりも速いペースで快方に向かっていた。「(投球など)そういうのは1月からやる」と、年明けからボールを握る青写真を描いていたが、そのプランにゴーサインが出た格好だ。

 また育児雑誌5誌が、子育てを楽しくする物や新しい子育てを実践している人を選出する「第2回ペアレンティングアワード」に選ばれた。公式戦1勝につき10万円を寄付するなど、子どもたちへの慈善活動も評価されたという。パ・リーグMVPやベストナイン、最優秀防御率に続き、“パパ”としてもタイトルを獲得した。

 [2009年12月2日7時53分

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