楽天に育成1位指名された、静岡・磐田農出身で四国・九州アイランドリーグ長崎セインツ所属の松井宏次内野手が1日、掛川市内のホテルで、支度金200万円、年俸240万円(金額は推定)で仮契約した。ドラフト指名の際、県内全マスコミから見落とされた「忘れられた男」は2日が25歳の誕生日。「最高のスタートが切れる。区切りの日になりました」と喜んだ。

 楽天は過去3人の育成選手を指名しているが、いずれも1軍入りしている。小川史スカウトは「守備は1軍でもすぐ使える。独立リーグの後輩のためにも頑張ってほしい」とエール。松井は「プレッシャーも感じるけど、チャンスがあると目に見えて分かる。1年1年が勝負。限界までやっていきたい」と意気込んだ。

 小中高大、さらに実業団やクラブチーム、独立リーグと、すべてのカテゴリーでプレーした。そしてプロへ-。「一番上が、どんな頂なのか見てみたい。もがいてでも1軍に、はい上がりたい」と強い決意を新たにした。

 [2009年12月2日12時39分

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