西武に移籍する工藤公康投手(46)の最後の恩返しだった。27日、古巣横浜のベイスターズ球場で練習を行った。同球場での練習はこれが最後とあって「(最後だからといって)特別じゃないけど、お世話になった球団には感謝して練習した」と、3年間在籍した横浜への思いを口にした。この日も一緒にキャッチボールをした加藤に身ぶり手ぶりで指導した。最後の置き土産を受け取った加藤は「教わったことを来年につなげるだけです」と引き締めた。

 [2009年12月28日7時33分

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