横須賀での新人合同自主トレに参加している横浜ドラフト1位の筒香嘉智内野手(18=横浜高)が19日、疲労のため別メニューでの調整を行った。午前中は休養にあて、午後からグラウンドでキャッチボールなど軽く体を動かした。「どこが痛いとかではなく、動きやトレーナーからの報告から判断して、完全に疲れが出る前に休ませた。キャンプにスムーズに入るためにも、ここで回復させておいた方がいい」と塚原コンディショニング担当。本人からの申告ではなく、周囲が大事を取った形だ。

 筒香はこの日、休養時間を利用して横浜市内の旧知のトレーナーを訪問。体のケアを行った。「高校時代からリハビリをみてもらっている先生に、今後のやり方などを確認してきました」。20日は当初からの休養日ということもあり、2日間で完全リフレッシュを図る。9日に始まった新人合同自主トレは、休日を挟みまだ実働9日目。幸いリタイアには至らなかったが、同期が元気に練習をこなす中、期待の大砲に思わぬブレーキがかかった。

 [2010年1月20日7時59分

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