<中日6-5阪神>◇2日◇ナゴヤドーム
徹底した逆方向打ちで、昨季の最多勝右腕を攻略した。3回、中日吉見に6本の長短打を集中して一挙に5得点。6安打すべてが中堅から逆方向に打球を飛ばした。相手の長所である外角への抜群の制球力を逆手にとった。昨季は対吉見に3試合で1勝1敗、防御率2・57だったが、今季初対決では8安打を浴びせて5点を奪って、4回で早々と降板に追い込んだ。
新井は、2点を奪った直後の2死一、二塁で外角高め直球を強くたたいた。右中間への2点適時打を放って「つなぐ意識だけ」と短く言った。続く城島も初球の外角高めフォークを逃さずに右中間に運んだ。「甘くぬけてきたからね。つながってよかった」。この日は6試合目で初めてチームに1発がなかったが、つなぐ意識で連打を浴びせた。
和田打撃コーチは「しっかりセンターから逆方向の意識で打ってくれた。(早いカウントで)好球必打ということもできていた」と3回の集中打を評価した。
これで打線は開幕から1試合平均5点を奪っている。ただ試合は逆転されて継投策の中日に逃げ切られた。和田コーチは「もう1回、反撃しないといけない」とさらなる奮起を促した。【益田一弘】
[2010年4月3日12時15分
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