阪神星野仙一オーナー付シニアディレクター(SD=63)が26日、大阪市内でラジオ番組の収録に臨み、改めて現場復帰に強い意欲を示した。25日のトークショーで前向きに語っていたが、この日も否定せず。「自分のどこかに、もう1度ユニホームを着たい、勝負したいという気持ちがないと言えばウソになる。野球人だからファンに夢を与えたい」と語った。

 今季のセ・リーグの行方について、巨人、阪神、中日の3強を基本線としながら「広島、横浜も頑張ってるし、ダンゴレースになるんじゃないか」と混戦を予想。今後も“その時”に備えながら、ネット裏で充電期間を過ごすつもり。最後には「ユニホームを着たまま死にたいという気持ちがある。周りは迷惑だろうがな」と言って笑わせた。

 [2010年4月27日8時11分

 紙面から]ソーシャルブックマーク