<広島7-13阪神>◇22日◇米子
ショックをハッピーに変えた。阪神藤川球児投手(29)が、リーグ戦再開後初めて登板。7-7の延長10回。両翼92メートルの米子市民球場で、悪夢もよぎったに違いない。交流戦最終戦、13日ロッテ戦で井口に2年ぶりのサヨナラ本塁打を浴びて黒星を喫していた。
それ以来のマウンドだったが、リフレッシュした球児はしっかり3者凡退に抑えた。「腕を振っていくことだけを意識した」。最速151キロの直球を武器にし、広瀬、赤松を2者連続で空振り三振。小窪はフォークで投ゴロに打ち取り、悪夢をぬぐい去った。
直後にチームが6得点の大量勝ち越し。3勝目が転がり込んできた。1イニングを超える登板が重なり疲労も溜まった交流戦から一転、リーグ戦は白星発進となった。「久しぶりやからね。まだまだ、もうちょっと投げていかんとね」。アクセルを踏み直した守護神が、再び最終回に立ちはだかる。
[2010年6月23日11時3分
紙面から]ソーシャルブックマーク




