<ヤクルト8-4阪神>◇27日◇神宮
セ界最速で大台到達!
阪神マット・マートン外野手(28)が今季100安打目を放った。4点を追う7回1死。ヤクルト3番手増渕を相手に、つなぎの精神を忘れない。カウント1-1からの3球目、真ん中高めに甘く入った150キロ直球を基本通りにセンター返し。野球人マートンの魅力が凝縮された中前打が、リーグ最速での節目の安打となった。
「数字のことはシーズンが終わってから考えるよ」。個人記録にまったく興味を示さないが、ここまでの数字は文句なしだ。これで13試合連続安打となり、年間218安打ペース。安打数に加え、打率3割5分2厘もリーグトップだ。
「自分たちはグラウンドに出れば、ベストを尽くすだけ。それだけはやっていきたい」。
9回の最終打席は空振り三振に打ち取られ、チームは痛い連敗。赤毛の助っ人は試合後、悔しさをにじませながらバスに乗り込んだ。何より勝利を最優先し、チームの駒として打席に入る。このままフォア・ザ・チームを貫き続けた結果、優勝のオマケにタイトルがついてくれば最高だ。【佐井陽介】
[2010年6月28日12時31分
紙面から]ソーシャルブックマーク




