<阪神7-3横浜>◇11日◇甲子園

 阪神真弓明信監督(57)はさらりと“予言”した。「3つ試合がある。1つずつ勝っていきたい。この時期に(首位に)立つこともある」。巨人に0・5ゲーム差に迫り、13日にも首位に立つ。この日は先制、ダメ押しと理想的な展開で貯金を最多タイの「11」に戻した。頂点を奪う態勢は整った。

 試合前に巨人が中日に敗れ、ベンチで結果を知った。「負けたの?」と表情を変えることなくつぶやいた。「戦う前に聞くと、力むんじゃないか?」と問われると、即答した。「気にならない。どうして力むんだ。力んでもいいけど…」。巨人へのライバル心は強烈に持っているが、まだペナントレースも中盤。過剰な意識は持っていない。周囲は首位攻防戦で盛り上がるが、指揮官は冷静だ。「ゲーム差は関係ない。ひとつでも貯金を増やしたい」。前回の甲子園・巨人戦は3連勝。追いかける立場だが、精神的には圧倒的に優位だ。

 [2010年7月12日11時40分

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