<阪神6-7巨人>◇13日◇甲子園
最後の最後、まだ何かが起きる !?
阪神鳥谷敬内野手(29)が大激戦の最終回、Gナインに疲労感を残す1発を放った。3点ビハインドとなり、さすがに万事休すかと思われた12回裏1死二塁。巨人守護神クルーンを相手に最後の力を振り絞る。147キロの高速フォークを見せられ、カウント0-1。157キロの高め直球をバットの芯で捕らえた。打球は雨にぬれながら、バックスクリーンに1直線。意地の10号2ランで1点差に迫り、最後まで大逆転ドラマを予感させた。
8試合ぶりの1発で5年連続の2ケタ本塁打を達成。今日14日の首位攻防第2ラウンドに流れをつないだのは間違いないが、選手会長に満足感はない。「その前のチャンスで打たないといけなかった。そこで打っていたら流れが変わっていた。守護神を出させない展開が1番良い訳だから」。4回は逆転で2点リードし、なおも2死二、三塁から惜しい当たりの右飛。一気に大量リードを奪えなかった場面を反省した。
もちろん、悔やんでばかりはいられない。試合後、ロッカールームまでの通路。疲労感を消し去り、冷静な顔つきでリベンジを誓った。「もう終わったことなんで。また明日ゲームがあるんで、切り替えて頑張ります」。猛虎打線はやはり怖い-。土俵際で見せつけた底力は、必ず次につながる。
[2010年7月14日11時57分
紙面から]ソーシャルブックマーク




