<ヤクルト6-5広島>◇7日◇神宮

 ヤクルト飯原誉士外野手(27)が人生初のサヨナラ本塁打で決めた。先頭で迎えた9回、今井の速球をバックスクリーンにたたき込み、チームは今季3度目のサヨナラ勝ち。この日の試合前に、元西鉄の中西太氏(77=日刊スポーツ評論家)から受けた打撃指導の成果を発揮した飯原は「まさか、いくとは思わなかった」と興奮気味に振り返った。小川監督代行も「劇的ですね。本当によく打ってくれたですよ」。3位巨人には4・5ゲーム差につけ、逆転クライマックスシリーズ進出へあきらめるつもりはない。

 [2010年9月8日9時0分

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