楽天が、来季新監督招聘(しょうへい)に向け最大限の受け皿を用意することが1日、分かった。リストアップした候補者は阪神星野仙一SD(63)、東尾修氏(60)、桑田真澄氏(42)とビッグネームが並ぶ。大物にチーム再建を託す以上、多額の出費は覚悟の上。球団の枠にとどまらず、楽天グループ一丸となって新監督を迎える構えだ。
契約を1年残したブラウン監督を電撃解任した。この重い決断を無にするつもりは毛頭ない。候補3人の中で、星野氏はその実績に加え、大物を含めたブレーンをともに迎える可能性が高い。長く巨人エースを務め、現役引退して間もない桑田氏も、同様に多くの資金が必要とみられる。球団は今季、本拠地Kスタ宮城の集客に苦しみ、前年比で数億円の赤字を計上する見込み。球団単体では資金調達は苦しい。だが、楽天本社側の上層部によると、かかる上限の金額を試算し、調整を進めている。候補者の優先付けをする上で「監督経験」は判断の重要な要素を占めている。
7日から秋季練習が始まる。新体制でスタートするのがベストだが、間に合わない公算が大きい。米田球団代表は「話せることは何もない。できるだけ早く新しい体制になれるよう、努力していきます」。条件が整わなかった、を理由にするつもりはない。
[2010年10月2日7時58分
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