オリックスが直球勝負のFA引き留め交渉を行う。村山良雄球団本部長(63)が週明けからフリーエージェント(FA)権を取得した4選手との交渉に入ることを9日、明かした。対象は今季初取得の後藤光尊内野手(32)、長谷川昌幸投手(33)、2度目の取得の日高剛捕手(33)、07年に取得の北川博敏内野手(38)の4人。全員を引き留める意向で、村山本部長は「話し合い次第でその場で条件提示もする」と語った。

 北川はこれまでも行使せずに残留する意向で、長谷川も移籍1年目で成績を残せなかった今オフの行使に消極的。日高もこの日「まず育ててくれたオリックスの話を聞いてから考える」と慎重だが、内野の要の後藤は「今はあらゆる可能性を考えている段階」と含みを持たせている。後藤に興味を持つ他球団との競争に発展する可能性がある。

 マネーゲームに加わらないのがオリックスの基本姿勢で、最高条件を最初に提示し、そこからは「球団としての必要性、ファンの後押しなどを説明し残留をお願いして行く」と村山本部長。かけひき抜きの直球勝負で、FA交渉を進める。

 [2010年10月10日11時1分

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