最後までサバイバルだ-。中日落合博満監督(56)がCSファイナルステージ前日まで、中堅、右翼、二塁のスタメンを決定しない方針を示した。CS直前合宿最終戦となった15日、みやざきフェニックスリーグ横浜戦(久峰)は9回まで1安打無得点。特別ルールで行われた延長10回に4点を奪ったが、正規のルールならば阿斗里と小杉の前に1安打完封負け。決戦へ向けて不安を残し、落合監督は渋い表情でこう言った。
「(4試合は)意味がなければやらないよ。でも、それを理解している選手と理解していない選手がいる。まだ、ふるいにかけている段階かな。ちょっと寂しいな。まあ、19日までに決められればいいだろう」。
リーグ最終戦後、全員の出場選手登録を抹消した落合監督は、直前合宿の4試合で井端を中堅で起用するなど多くのオプションを試した。特に全試合でメンバーを入れ替えたのが中堅、右翼、そして二塁。各選手の動きに鋭い視線を送っていたが、決め手を欠いたため“追試”を決断した。
「この世界で長くやっているやつはある程度のものを見せてくれたけどな」。
落合監督の言葉から推察すると“追試”の対象になるのは藤井、野本、大島、堂上剛ら若手外野手。そして二塁を争う堂上直と井端のようだ。この日、1軍の主力選手たちは名古屋へ戻ったが、藤井、野本、堂上剛らは宮崎に残って教育リーグに出場する予定。CS出場権をかけたサバイバルレースはぎりぎりまで続く。【鈴木忠平】
[2010年10月16日11時9分
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