横浜の秋季キャンプは「地獄のキャンプ」となる。秋季キャンプは10月31日から11月18日まで奄美大島で開催されるが、休日は2~3日の予定。横須賀で秋季練習を指導中の杉村打撃チーフコーチは「地獄のキャンプになるのではないか。最下位なのだから休んでいる暇はない」と予告した。

 昨季は投手は沖縄・宜野湾、野手は横須賀の分割開催だったが、初の奄美開催は全員参加が基本。国内FA権を取得して去就が注目される内川聖一内野手(28)も、参加を前提に準備している。同コーチは「走塁やケース打撃などいろいろなことができる利点もある。監督も細かいことをやりたいようだ」と、徹底的に鍛えるつもりだ。

 買収を検討する住生活グループの潮田会長は「象徴的な意味合いを持つには強くないといけないが、そういう状態ではない」と苦言を呈したが、“地獄のキャンプ”なら少しは安心?

 [2010年10月17日9時13分

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