右肩関節炎からの再起を期す右腕、ソフトバンク新垣渚投手(30)が新球のマスターに取り組んだ。150キロ近い直球に加え伝家の宝刀スライダー、カーブ、フォークを操るが、この日新たに「ツーシーム」をブルペンで試みた。「真っすぐに落とす球です。ゴロを打たせる球。余裕次第で取り組んでいきたい」と意欲を見せた。今月13日の巨人との練習試合(サンマリン)で好投し、心に余裕ができたことでの挑戦でもある。武田臨時投手コーチにも握り方を教えてもらうなど、真剣そのものだった。

 [2010年11月16日10時41分

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