阪神城島健司捕手(34)が、25日にも鳴尾浜でブルペン捕球を解禁する。21日、別メニュー調整で汗を流して、今日22日の高知・安芸キャンプを打ち上げ後の調整プランを口にした。

 当初は、途中段階として安芸でイスに座ってブルペン捕球し、目を慣らす考えだったが、その必要がなくなった。「それ以上に自分の足で座って、受けるのが早くなりそうなので。今のところ24日(の検査後)に早く許可が下りそうだし」。24日は大阪市内の病院で左膝の定期検査を受ける。状態が良ければ、ブルペン捕球にGOサインが出る。

 この日は強めのジョグ、フリー打撃、変化球を交えて力を込めたキャッチボールを敢行。ランニングの最後は全力でダッシュして「あれ以上(のスピード)は能力的に足りないから」と笑った。ブルペンでの投球練習は24日の検査終了まで自重するが、鳴尾浜で「捕手」として本格的に動きだす。

 [2011年2月22日10時7分

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