巨人が開幕まで“ロード調整”を行うことになった。27日、4月12日の開幕ヤクルト戦(宇部)までの日程が固まった。今日28日に広島に出発してから開幕戦まで、実戦は実戦形式の合同練習(すべて無観客試合の予定)5試合と中日とのチャリティーマッチ2試合の計7試合を予定。練習も、遠征先か都内以外で行うこととなった。

 慣れ親しんだルーティンなしで、開幕に臨むことになる。東日本大震災の影響で、東京ドームは練習でも使えない。88年のオープン以来、長い時間を過ごしてきた本拠地とは違い、遠征先での調整は勝手も違ってくるだけに容易ではない。原辰徳監督(52)は、現状を十分に理解した上で「少し小声で独り言を言わせてもらえるなら、東京ドームで野球をやりたい。本拠地であり、お城ですから。我々のお城で練習もゲームもできない現状は、理解しているけれども、寂しいと感じています」と語った。

 ただ、チームに悲観的な雰囲気はない。この日のジャイアンツ球場室内練習場での練習後、ラミレスが「ポジティブに考えているよ」と言えば、内海も「(遠征に同行すると)チームの流れも分かるし、与えられた場所でしっかり調整するだけです」と前向きに話した。開幕までの約2週間を、「Vロード」に続く道へと変えていく。【浜本卓也】