<巨人3-0ヤクルト>◇13日◇北九州

 巨人アレックス・ラミレス外野手(36)と高橋由伸外野手(36)の2者連続アーチが13年ぶりの開幕2連勝をたぐり寄せた。まずは4番ラミレスがヤクルト先発由規のスライダーを低弾道で左翼席へ運ぶ先制ソロ。ベンチ前でのハイタッチ後、温めてきた新パフォーマンスを初披露した。

 「We

 Are

 One(私たちは1つです)」。

 手話でそう伝え「頑張ろう日本」と拳を突き上げた。100万ドルの義援金を送るなど、東日本大震災に心を痛めている。「メッセージを通して、日本を少しでも元気づけられたらいいなと思う」。優しくて頼りになる主砲は、今季第1号にそんな願いも込めていた。

 興奮冷めやらぬ中、次打者の5番高橋がカットボールを左中間へ。「早い時期に1本出て安心しました」と頬を緩めた。昨年7月4日以来のアベック弾で、右ふくらはぎ肉離れで阿部が離脱したことによる打力低下の不安を一掃した「ラミ・ヨシ」コンビ。原監督も「ラミはもちろん、由伸もね、効きましたね」と頼もしげだった。【浜本卓也】