<横浜4-6ヤクルト>◇13日◇横浜

 ヤクルト由規投手(21)が、地元凱旋(がいせん)試合の前哨戦で今季4勝目をつかんだ。最速154キロで7回3失点。「結果的に先発の役割は果たせましたが、コントロールも悪く、相川さんのリードについていこうと思うのが精いっぱいだった」と反省を忘れなかった。

 北陸遠征が雨で2試合中止になり、チームは5日ぶりの実戦だった。次回登板は20日の楽天戦(Kスタ宮城)になる見込み。雨天順延によって地元登板が実現する。小川監督は「本人もそうしたいと思っているだろうし、次はいいピッチングをしてくれると思う」と後押しする考えだ。

 3者凡退は3回の1度だけ。残る6回はすべて得点圏に走者を背負いながら、粘って3失点に抑えた。Kスタ宮城では過去2度先発して1勝1敗。3度目の登板へ「チームも自分もいい状態。いつも以上に意識するけど、その中で冷静に投げたい」と誓った。