縁起のいい“ハム”を食べて大記録だ。日本記録の通算286セーブへあと「1」と迫っている中日岩瀬仁紀投手(36)が札幌ドームで汗を流した。いつも通り、淡々とランニングなどで調整した。

 守護神にとっていいデータがある。日本ハムは昨年、通算250セーブを達成した時の相手なのだ。昨年6月16日、周囲の注目浴びながら野球人生の大きな節目である名球会入りを決めた。その試合、ナゴヤドームのマウンドで牛耳ったのが日本ハムだった。

 今度はセーブ日本記録。場所は札幌だが、縁起がいい相手であることは間違いない。6日ロッテ戦では納得のいく投球で約1週間ぶりのセーブを挙げた。「やっとここまでたどり着けた。久しぶりに納得のいく投球ができたので、続けられるようにしたい」。球史を塗り替える大記録はもう目の前だ。