<巨人2-3ロッテ>◇15日◇東京ドーム
歯車がかみ合わないと、こうなるのか…。巨人2-1で迎えた9回2死二塁。カウントは2ボール2ストライク。あと1球で勝利というところで、巨人ジョナサン・アルバラデホ投手(28)がルーキー伊志嶺に逆転2ランを浴びて、3連敗を喫した。借金も3年ぶりに「6」まで膨らんだ。交流戦でも日本ハム、ソフトバンク、オリックスについで4チーム目の負け越しが決定と、負の記録だけがまとわりついた。試合後、会見場に現れた原監督の目は、赤かった。
原監督
総括なんてできないね。質問して。3問!
東野が7回途中まで1失点と我慢の投球を続けたが打線が援護できなかった。ここ最近続いている、投打がかみ合わないちぐはぐな試合を論ずるのに、多くの言葉はいらなかった。
この日は左肋骨(ろっこつ)骨折明けから3試合連続安打中だった高橋由が、疲労と体の張りを考慮されて欠場し「ベストメンバー打線」ではなかった。だが、4番ラミレスが2回に先制の11号ソロをたたき込むと、同点に追いつかれた直後に2打席連続となる1発を放った。それでも得点はこの2得点のみで、チームは5回以降、二塁すら踏めない状況に。好投成瀬を1発以外で攻略するすべがなくなり、漂い始めていた得点の香りは消えた。昨日は5安打で、この夜は6安打。打線がつながらない現実に、原監督は「そういうことです」と言うしかなかった。【浜本卓也】




