<ヤクルト6-6中日>◇24日◇神宮
中日谷繁元信捕手(40)が、有言実行の“1発回答”だ。40歳のベテランは約1年ぶりの5番起用に応え、3回に左翼へ2号本塁打。プロ入りから23年連続で本塁打を放っているが、これで23年すべて複数本塁打となった。5番でのアーチは実に7年ぶりだった。ただ、試合は先発チェンが2回で崩れ、計7人の投手を必死でリードする苦しい展開。「取ったり、取られたりですが、残るイニングを頑張ります」。本塁打の余韻はすぐに振り払い、とにかく試合に集中した。
ミス連発で自滅し0-2で敗れた23日の試合では痛恨の走塁ミスを犯した。5回に二塁走者で打球判断を誤り、ネルソンの二塁打で三塁ストップ。先制のチャンスをつぶし「ミスはミスとして、また明日頑張ります」。正面から敗戦とその責任を受け入れた。勝負への厳しさを体現する男。勝利はならなかったが、前夜の失敗は一夜で挽回(ばんかい)した。【八反誠】




