巨人桃井恒和オーナー兼球団社長(64)が13日、原辰徳監督(53)に対して正式に来季の続投を要請したことを明かした。都内の球団事務所で「正式に伝えましたよ。Aクラスだ、Bクラスだとか、そういう話は一切なしで。僕のハラでも会長(渡辺恒雄会長)のハラでも、原監督でいこうと決めていた」と話し、最終的な成績とは関係なく、来季の指揮を希望することを伝えたという。正式要請の時期については「昨日の夕方までに」と明言を避けた。関係者によれば、桃井オーナーと原監督の2者会談があったという。

 正式要請に、原監督は前向きな姿勢を示したといい、桃井オーナーは「彼もそういう気持ちになっていましたね。来季どうしようという話になったので」と安心した様子だった。契約年数、再契約金など詳細については、シーズン終了後に詰める。この時期に表明する理由を「今の時期だからこそ、区切りをつけて、逆転優勝してほしいという意味合いです」と説明した。

 原監督はこの日、横浜スタジアムで桃井オーナーの発言を報道陣から伝え聞くと「まだ公式的に僕がどうこう言うのもね。どう言ったらいいんだろうね」とシーズン中とあって、返答に困惑した様子だった。それでも「全力をもって、このシーズンを戦う、この一点に集中したい。それだけです」と話した。

 原監督は今季が3年契約の最終年で、来季も指揮を執れば、06年からの「第2次原政権」は7年目。通算では藤本定義監督に並ぶ球団4位タイの9シーズン目となる。