<阪神9-4巨人>◇24日◇甲子園
巨人の尻に火が付いた。CS進出権争奪戦に大敗。4位阪神に1ゲーム差まで接近された。原辰徳監督(53)は「2回の攻防かな。あれが非常に大きな意味を持ちましたね。攻撃の部分でも、やはり何とか1点でも。その裏、まああれだけ打たれると、しんどいね。それでもゲームを立て直したんだけどね。淳平(小野)、もう少し粘り強く、行けたかなと感じますけど」と、食らいついた点は評価した。
2回は、攻めても守ってもダメだった。まずは攻撃。先頭の阿部が滞空時間の長い飛球を右中間に放つ。フェンス直撃二塁打だ。続くラミレスは詰まりながらも右前に運んだ。無死一、三塁。だが、その後は続かず無得点。絶好の先制チャンスを逃した。
直後の2回裏、先頭の4番新井貴は左翼フェンス直撃打。猛然とダッシュして三塁打とした。阪神は犠飛であっさり先制。すると先発東野はメロメロとなり、2回5失点でKOされた。
表裏、両軍ともに4番打者が先頭で長打し、結果は天と地に。岡崎ヘッドコーチは「2回に1点でも入っていれば、東野もああではなかったかも」と、表裏の密接な関係を指摘。4番が打って、開幕投手が投げて、敗れた。残り試合数をみると、3位でもCSは危険水域。原監督は「これからはやはり、心の部分というかね、度胸というかね、その辺が強い人が、いい結果を残してくれるでしょうね」と、前だけを見つめ、ナインの意地を期待した。【金子航】



