<オリックス6-4ロッテ>◇27日◇ほっともっと神戸
オリックスが2位を射程圏内にとらえた。ロッテを下して4連勝。2位日本ハムに2・5ゲーム差に迫った。序盤から打線が爆発。初回に中軸の3連打で3点を奪取すると、2回までに5点のリードを奪った。終盤、相手に粘られたが、継投策で逃げ切った。残り16試合。全勝目指しオリックスが突っ走る。
勢いに乗るチームとは、こういうものか。初回、先頭坂口が四球で出塁し、大引がバントで送ってつくった1死二塁の先制機から、中軸の3連打であっさりとゲームを「もの」にした。
後藤が右前に運んでチャンスを広げ、T-岡田が先制打。バルディリスも右中間突破の2点適時二塁打で続き、試合開始早々に3点奪取。2回にも後藤の適時打、T-岡田の犠飛で2点を追加した。岡田彰布監督(53)も「クリーンアップがなあ。先制できたのが大きいよ。いきなり5点やもんな」と、序盤から白い歯全開だ。
中軸を引っ張る後藤は今季3度目の4安打。16日ロッテ戦(QVCマリン)の無安打で連続試合安打はいったん26で途切れたが、翌17日の同戦からまた打ち始め、8試合連続安打を継続中。この日の固め打ちで9月の月間打率は91打数38安打、4割1分8厘となり、月間MVPの有力候補に名乗りをあげた。
「自分のいい状態を、やっと試合の中で出せるようになってきた。3割を目指してやってきましたが、チームが勝つのが何よりです」。自分に厳しい後藤らしく決して浮かれることはないが、岡田監督も「よう打っとるよ」と目を細める。
T-岡田も4試合連続安打で2試合連続打点。「(初回は)最悪でも外野フライと思って打席に入りました。ボールに逆らわずに。うまく逆方向に打ち返すことが出来ました」と、チームにとって一番得点が必要な場面で主砲が応えた。残り16試合。日本ハムとのゲーム差を2・5に詰め、3年ぶりのCSへ。「いい形で終われるように。144試合そういうつもりでやってきたんやから」と岡田監督。オリックスにムチが入った。【堀まどか】



