阪神榎田大樹投手(25)が25日、来季の先発転向も視野に下半身強化に乗り出すことを明かした。シーズン終了から一夜明け、広島から新幹線で帰阪した。1年目は、球団新人記録の62試合に登板し、セットアッパーとして歴代新人2位の33ホールドを挙げる活躍。だが「8回の男」が来季へ向けての思いを口にした。
「先発をしたいというのはある。だけど、チーム事情もあるので。今年の経験を生かせるように、先発でも、中継ぎでもチームの優勝に貢献したい」
最終戦だった24日広島戦(マツダスタジアム)ではホールド記録を逃したが、3勝目に「勝ちはうれしいです」と先発の“本能”をのぞかせた。来季もポジションはどこであれ、フル回転する覚悟はできている。初参加となる、秋季安芸キャンプでは投球フォームの「足場」を固める。
「もう1度、1年間投げられる体を作りたい。メニューは聞いていませんが、しっかり走り込みたい」
1年目は球宴明けに疲労の蓄積で、1度登録を抹消されたが、大きなケガはなし。2年目のジンクスを、強靱(きょうじん)な足腰ではね返す。



