巨人原辰徳監督(53)が2日、FA宣言した村田修一内野手(30)と杉内俊哉投手(31)の獲得交渉に直接出馬することも辞さない意向を示した。納会ゴルフが行われた神奈川県内のゴルフ場で、取材に応じた。2選手と交渉の段階で同席する意向を問われると「必要であるならば、自分が動くことは全く苦ではありません。むしろ、チームのためにそれが必要ならば、私の義務だと思っています」と話した。

 原沢GMは、納会ゴルフ後、熱海の納会でチームに合流。「村田君は、今季の戦いの課題、選手の移動、故障者の状況、選手の成長状況など、チームの今の状況を分析すれば、補強のポイントはおのずと出てくるし、それと合致した選手でしょうね。(杉内も)分析は同じ。合っている選手ですし、非常に素晴らしい実績の選手で、やはり優勝という目的を達するためには必要な選手。獲得したいですね」と求愛を明言した。この日の午前中に、村田には直接、杉内には代理人に、電話でFA参戦の意向を伝えた。

 ただ、交渉での原監督の同席に関して同GMは「我々の仕事でしょう。今すぐに監督にご出馬願おうとは考えていません」と話した。原監督の意向を否定するつもりではなく、念頭になかったと説明した。大事なことは、フロントと現場が同じ方向を向いていること。原監督は「きちっと編成、GMと話をしていますし、その中で決められた方針の中で動く、動きだすということですね」と、原沢GMへの信頼感をにじませた。前GMの清武氏解任後の「風通しのよさ」が発揮されている。現場とフロントがガッチリ手を組んで、強い巨人を作ろうとしている。