巨人の新外国人スコット・マシソン投手(27=フィリーズ)と、ジョン・ボウカー外野手(28=フィリーズ)が27日、来日した。成田から都内の球団事務所に移動し、原辰徳監督(53)同席の入団会見を行った。FA移籍や新人の入団会見ならばいざ知らず、外国人の入団会見に監督が同席するのは異例のこと。原監督は「巨人として、巨人の監督として歓迎したい、その一心で同席させていただきました」と満面の笑み。関係者によると、前日に会見を行うことを電話で告げると、間髪入れずに「私も行きます」と監督が同席を提案したという。V奪回へ、フロント、現場が一枚岩になっている証しだった。

 「中心選手としてチームを引っ張る、同時にクローザーを目的として戦ってもらいたい。久保のファイティングスピリットにも火を付けるでしょう」と、原監督は、久保との守護神争いでチームのレベルアップを期待。マシソンも「150キロ台の直球にこだわり、スプリットにも自信ある。抑えはゴール。勝ち取る」と、新守護神襲名に意欲的だった。

 昨年の外国人は日本になじめなかった。バニスターは無断帰国し、ライアルは職場放棄。シアトルに近いカナダ・アルダグローブ出身のマシソンは「高校時代からイチローマニアだった。そこで、日本球界を調べ、巨人を知ったんだ。佐々木さんもファンだった。なれるものなら彼のようなフォークを投げたい。いずれ教わりたい」と、日本びいきを強調し、新天地に溶け込もうという姿勢を見せた。この一体感、昨年とは様子が違う。【金子航】