明日15日に開幕するアジアシリーズ出場のため、楽天が13日、台湾・台中に到着した。

 楽天のアジアシリーズの先発ローテーションが決まった。2試合行われる予選リーグでは、まず第1戦の15日義大(台湾)戦に辛島航投手(23)が先発する。第2戦の17日キャンベラ(オーストラリア)戦は永井。準決勝に進めば宮川で、20日の決勝は戸村の先発が内定した。

 理由について、佐藤投手コーチは「まずは勝たないといけないから、辛島を使う」と説明した。巨人との日本シリーズ第5戦で先発し、5回1安打無失点と好投した左腕で確実に初戦をものにする。その上で、経験のある永井で連勝を狙う。また、準決勝、決勝に先発する宮川、戸村は、来季は1軍定着が期待される2人。同コーチは「この時期に、海外で投げられるんだから」と、国際試合の経験を成長の糧にするよう求めた。