DeNAトニ・ブランコ内野手(34)エンジェルベルト・ソト投手(32)の退団が28日、決まった。

 この日NPBに提出した保留者名簿から外れた。今季、ブランコは3度の太もも肉離れにより出場は85試合止まり。長距離砲として主軸を担ってきたが、度重なる故障が影響した模様で、補強策として巨人ロペスの動向を注視し、調査を進めている。ソトはリリーフとして26試合に登板。防御率1・57も、昨年から負傷に悩まされた両足への不安もあり、来季の構想から外れた。

 また、残留交渉中のグリエルについては、保留者名簿に記載。通常、外国人選手は代理人を通じて交渉を重ねるが、キューバ選手の場合は国との折衝となる。今オフが契約の更新、移籍などを含めて初のケースとなり、過去に前例もない。話し合いが本格化するのも12月以降。記載することが、キューバ側へ誠実な交渉を進めていく意思表示になるという背景もあるとみられる。