日本ハム入団拒否が決定的な東海大・菅野智之投手(4年=東海大相模)が今日7日、神奈川・平塚市内の同大合宿所で日本ハムのあいさつを直接受ける。前回10月28日の指名あいさつは授業で不在だったため、日本ハム側と初対面となる。

 6日、神奈川・相模原市の自宅で取材に応じた父隆志氏(49)は「交渉と書かれているけど、明日(7日)はあいさつ程度だと思う。礼儀はきちんとしないと」と強調。家族は同席せず、東海大・横井監督ら野球部関係者と菅野本人で応対する予定だ。

 この日の菅野は両親、同僚とラーメンを食べに行きリラックスしていたという。隆志氏は「1位指名の評価の理由を聞きたいようです。(浪人など)選択肢がある中で全部話を聞いてから判断すべき」。祖父で東海大野球部顧問の原貢氏(76)も「明日は何も決まらないと思うよ」と、交渉には至らない見込みだ。