WBCに出場する侍ジャパンのメンバー28人が20日、発表された。山本浩二監督の一問一答は以下の通り。

 -28人のメンバーが決まった

 山本監督

 今日の今日まで悩みました。投手力を含めた守り、足。結果、こうなりました。

 -落選した5選手にはどのように伝えたのか

 山本監督

 私とコーチ全員で5人を部屋に呼んで口で伝えました。誰もが残念なこと。我々もつらい選択でした。お互いがそういう気持ちだったので、握手させてもらった。

 -抑えとして期待していた浅尾投手が落選

 山本監督

 昨晩、東尾コーチと与田コーチが「先のことを考えて投げさせない方がいい」と言ってきました。だから今日の紅白戦も投げさせませんでした。

 -浅尾に代わるストッパーは

 山本監督

 ピッチングコーチと話をして決めたい。まだこの選手に決めたというのはない。(紅白戦で好投した牧田は?)有力な候補です。

 -同じく調整が遅れていた前田健は選出

 山本監督

 状態が上がってきているという報告があって、メンバーに入れました。

 -野手では村田が落選

 山本監督

 それぞれ必要な選手ではある。理由は、戦略的なことをいろいろ考えてということです。コンディションの問題ではない。

 -大島、聖沢と足の速い2人も落選

 山本監督

 ゲームに出る選手はそんなに代えられない。(代走などで)頻繁に選手を代えることはできません。打線のこととか考えての編成です。

 -角中を選んだ理由は

 山本監督

 代打だけでなくスタメンの可能性もあるということです。角中のバッティング。打球も鋭いし、それだけの魅力を持った選手。

 -本多を選んだ理由は

 山本監督

 セカンドも出来てサードも出来て足もある。

 -28人のメンバーにメッセージを

 山本監督

 3月2日の第1戦にピークを持っていくようコンディションを整えて欲しいということです。心を一つにして戦おうと選手には伝えました。