元2階級王者の長谷川穂積(34=真正)が、逆転判定で再起戦2連勝を飾った。WBO世界スーパーフェザー級5位カルロス・ルイス(22=メキシコ)に3、5回に計2度のダウンを奪われたが、不屈の闘志でポイントを稼ぎ、3-0の逆転判定勝ちした。

 長谷川の泰子夫人は「もうダメかなと思って、あきらめかけて。まさか勝つとは」。今後には「私は待つしかない。本人がやるとなればサポートするし、もういい、となれば受け入れる」と話した。元プロボクサーの父大二郎さんは「やっぱり反応が遅い。まだまだ戦えると思うが、即引退してほしい」と父親の立場でコメントした。