日本ボクシングコミッション(JBC)は29日、東京都内でランキング委員会を開き、選手不足で王者の藤本京太郎(角海老宝石)ただ1人となり、消滅の危機にあった日本ヘビー級を当面存続させる方針を確認した。

 昨年7月に37歳となりライセンスを失効した元同級2位の竹原虎辰が、同12月の年齢制限の緩和措置導入後に再交付申請の意思を示しており、これが通ればランキングに復帰する見通し。藤本は指名期限だった25日までに防衛戦を行えなかったが、挑戦者不在の現状を考慮し、タイトルの保持を認めた。