総合格闘技興行SRCを運営するワールド・ビクトリーロード(WVR)は17日、都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで総合格闘家の夏合宿を開催した。19日までの2泊3日で行われ、初日にはSRC育成選手の大沢茂樹や真騎士、04年アテネ五輪柔道男子90キロ級銀メダルで総合格闘家の泉浩(プレシオス)ら21人が参加。約2時間、レスリング技術を習得するトレーニングを積んだ。その後、ウエートトレーニングを実施。最後はWVRの向井徹社長が講師となり「総合格闘家のスターになるための10カ条」というセミナーも行われた。

 泉は「昔の柔道時代の強化合宿を思い出しますね。他選手とはある程度、顔を合わせていますが、寝食をともにすると、より深く知り合えていい」と歓迎ムード。向井社長も「これで選手の感想を聞いて好評ならば、定期的にやっていきたい」と説明していた。