新日本のIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(34)と同タッグ王者ジャイアント・バーナード(38)が4日、決戦へ向けて闘争心をむき出しにした。両選手はこの日、都内の新日本事務所で、18日に開催されるIWGPヘビー級選手権(北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の調印式に出席。前日3日に後藤洋央紀(32)と組んでタッグ王座取りに失敗した棚橋は「タッグ戦であらためてバーナード選手のすごさを感じた。5年前に対戦した同じ場所で、お互いに進化した戦いを見せたい。必ず倒す」と6度目の防衛を誓った。

 挑戦するバーナードも「昨日の試合で自信をつけたが、シングルでも同じ結果になるとは限らない。棚橋は世界の中でもトップ選手で、スタミナやファイティングスピリットも一流。NO.1の選手を倒すのが喜びだ」と5年前のリベンジに燃える。会見後は両者ともそれぞれのベルトを手に、至近距離でにらみ合った。