WBC世界スーパーフェザー級9位デビス・ボスキエロ(30=イタリア)が31日、東京・新宿区の帝拳ジムで練習を公開した。11月6日、東京・代々木競技場第2体育館で同級王者の粟生隆寛(27=帝拳)に挑戦するボスキエロは、ジーノ・フレオチーフトレーナーとのミット打ちを披露したのみで、報道陣には技術的な動きなどは隠す形となった。午前中にトレーニングしていたこともあり、ほとんど公開練習時に動くこともなかった。

 ボスキエロは「粟生選手の技術は素晴らしいと聞いている。アマチュア、プロでも強いと聞く。自分もひるまずに戦いたい」と抱負を口にした。

 これまでのプロ戦績は29勝(14KO)1分けと、無敗の挑戦者。自らのパンチの破壊力には自信を持っており「左フック、右ストレートが得意としている」と明かしていた。