GHCヘビー級王者・森嶋猛(33)が変だ。15日、都内で18日のノア横浜大会(横浜文化体育館)で行われるGHCヘビー級選手権の調印式が行われたが、時間ギリギリに到着。前日に挑戦者が、腰椎椎間板ヘルニアの杉浦貴(41)から丸藤正道(32)に変更されたばかりだが、森嶋は「調印書にサインをしただけ、それだけ。あとはノーコメント」。丸藤との2人だけの撮影も断って会場を後にした。

 1月に王座に就いて以来「やる気、元気、モリシ!」「ドント・ストップだ、コノヤロー!」を合言葉に、杉浦と激しい前哨戦を繰り広げてきた森嶋だけに、直前の変更で「やる気、元気」が空回りしてしまったのか?

 「ドント・ストップ」で取材陣の前を去ってしまった。

 丸藤は「僕が取ったほうが、新しい風が吹く。前哨戦で杉浦さんとやり合っていたけど、僕のほうが足をすくいやすい」と「やる気、元気」を見せた。