17日のノア大阪大会でGHCヘビー級王座の5回目の防衛に成功した森嶋猛(33)が18日、東京・葛西で会見した。この日、10月8日の横浜文化体育館大会で前3冠ヘビー級王者・秋山準(42)が挑戦することが正式決定。森嶋は行きつけのお好み焼き店「由松」で、6度目の防衛戦の必勝を期してV6のトッピングをしたベルト型のお好み焼きを自ら焼いて「大阪で勝ったんだから、やっぱりお好み焼きだよね」と笑顔を見せた。

 次期挑戦者・秋山は、森嶋にとって大きな壁だった。「ノアができたとき、三沢、田上、小橋、秋山の4強を超えることが目標だった。三沢さん、田上さんとはGHCをかけて戦ったけど、秋山さんとはまだ。楽しみですね」。秋山は3冠王者として、8月26日に船木誠勝(43)に王座を奪われるまで、4回の防衛を果たした。森嶋は「全日本の主力をバタバタ倒して、存在感がありましたね。ベルトを落としたからって、あの人の実力は変わらない。ガッツリ戦って、ガッツリ王座を守ります」と話した。