プロボクシング元WBC、IBF世界バンタム級統一王者で、現WBA、WBC、WBO世界スーパーバンタム級1位の中谷潤人(28=M・T)が「モンスター超え」の大舞台に挑む。2日、東京ドームで4団体統一同級王者井上尚弥(33=大橋)に挑戦する。
1日には東京・後楽園ホールで前日計量に臨み、リミット55・3キロでパスした井上に対し、200グラム少ない中谷は55・1キロで一発クリアした。1245人のファン、131人の報道陣が駆けつけた公開計量セレモニーにも出席し、約13秒間のフェースオフ(にらみ合い)も展開した。
中谷は「(減量を含めてコンディションは)バッチリです。しっかり悔いなく仕上げることができた。明日までリカバリーに集中してやるだけです」と自信に満ちた笑顔をみせた。公開計量セレモニーで大歓声を浴び「たくさんのファンの人の前に立つとエネルギーをより感じるので幸せ」と静かに燃えた。
陣営には米ロサンゼルスで15歳の時から一緒にトレーニングしているWBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(27=米国)らも合流。
「みんな気持ち一丸となってサポートしてもらっているので。勝利して恩返ししたいなと思う」と意気込みを口にした。
戦前予想では劣勢の声が多いものの、中谷は気にしていない。「いろんな意見があると思いますけど、僕自身が積み上げてきたものが出るリングになると思うので。その歩んできた僕のストーリーをしっかりと発揮して勝利したいと思う。ずっとイメージできているので、明日それを表現するだけ」と集中力を研ぎ澄ませていた。

