WBC世界スーパーフェザー級10位の三浦隆司(28=帝拳)が29日、2度目の世界戦に向けた公開練習に臨んだ。4月8日、東京・両国国技館で同級王者ガマリエル・ディアス(32=メキシコ)に挑戦する三浦は「順調にきています。まだ気持ちは高ぶっていないし、落ち着いています」と静かな闘志を燃やした。ディアス戦に備え、強打の左ストレートを磨き、かつ左ストレートを繰り出した後のバランス、そしてディフェンス面を強化してきたという。既にスパーリングも120回以上を消化。同日もフィリピン人パートナーとの公開スパーリングで力強い左を放った

 11年1月にWBA世界同級王者の内山高志(ワタナベ)に挑戦して以来、約2年ぶりの世界挑戦となる三浦は「十分に前回の経験は生きていると思う」と口にしていた。