<W-1:名古屋大会>◇15日◇愛知・名古屋国際会議場◇1650人

 「W-1」の旗揚げ2戦目となる名古屋大会に武藤敬司(50)の化身グレート・ムタが登場した。

 試合前に、武藤がリング上であいさつをしていると、レネ・デュプリ(29)とゾディアック(36)の2人が乱入。いすで激しく殴打され、何度も踏みつけられた。

 デュプリ、ゾディアック組とのタッグマッチとなり、武藤の入場曲が流れ出したが、突如ストップ。金色のかぶとをかぶり、赤と黒のコスチュームに身を包んだムタが、国内では約2年ぶりに登場した。

 「X」として名前を伏せられていたTAJIRI(42)と組みリングに上がると、あいさつ代わりの毒霧の共演。

 ムタワールド全開の試合を展開し、最後はゾディアックに閃光妖術(ムタ版シャイニングウィザード)を決め、9分41秒、体固めで勝利を奪った。