森岡ジムと六島ジムが23日、共同で会見を開き、森岡ジムの丸田陽七太(ひなた、17=関大北陽)が関西で初めて公開プロテストに臨むと発表した。六島ジムの日本ミドル級6位・前原大尊(たいそん)康輝(21)が、11月24日住吉区民センターで行う日本タイトル前哨戦の前座でB級プロテストを受験する。

 公開プロテストは、WBC世界ライトフライ級王者・井上尚弥(21=大橋)やWBCミドル級12位の村田諒太(28=帝拳)らが行っているが、関西では初めての試み。森岡会長は「彼のボクシングを多くの方に見て頂きたい。(プロ人生の)スタートから応援してもらいたい」。丸田も「わくわくする」と初々しく話した。

 6歳で森岡ジムの門をたたき「ここでやっていくんやなと感じた」。11年間真面目に取り組んできた。毎日ボクシングノートを書き、練習を振り返る。森岡会長も「負けず嫌いで努力家。出来なかったことはその日のうちに必ず出来るようにしてくるほど、頑張り屋さん」と太鼓判を押す。

 高校に入り、1年では総体フライ級準優勝。今年はバンタム級で準優勝した。

 バレンタインデーにはチョコレートを40個ももらっていたジャニーズ系のイケメン。「まずは世界チャンピオンになって、どんどん上に行きたい」と意気込んだ。