新日本が22日の兵庫・尼崎大会で、脳梗塞(こうそく)で倒れて入院中の星野勘太郎氏(65)のオリジナルTシャツを販売し、売り上げ全額を星野氏に寄付する。16日、菅林直樹社長が明かした。アパレルブランド「バンバン・ビガロ」のオーナーが新日本側に打診。デザイン費を無償で作製した。1着3000円で尼崎大会で150着を先行販売。その後も各会場で販売する予定。

 星野氏は2月4日に脳梗塞で倒れ、都内の病院に入院。13日に菅林社長が見舞った際には「猪木イズム」と書かれたジャージーを着て、新日本のロゴ入りタオルを巻いた枕を使っていたという。まだ言葉は話せないが手足のマヒはない。14日には都内のリハビリ専門の病院に転院。菅林社長は「ビッシビシ元気になってほしい」と話した。