東洋太平洋、日本スーパーウエルター級王者チャーリー太田(29=八王子中屋)が18日、観光庁の溝畑宏長官(51)に熱く激励された。来月18日、神奈川・座間市の在日米軍基地で開催の十二村喜久(27=角海老宝石)との防衛戦を、日米友好の一環として観光庁が後援。その縁で所属ジムで同長官の訪問を受けた。溝畑長官に「応援団長をやりたい。世界王者になって」と期待を寄せられた太田は「日本が私を助けてくれた。私が日本を助けられるならうれしい」と口にした。

 また太田は今日19日、米ロサンゼルスに出発、WBC同級王者サウル・アルバレス(21=メキシコ)と合同練習を行う。世界的な知名度の高い王者とのスパーリングを控え「世界トップと拳を交え、自分が世界のどの位置にいるのかを見たい」と意欲満々だった。