WBAは5日(日本時間6日)、スーパーフライ級王者河野公平(33=ワタナベ)の同級2位亀田興毅(27)との指名試合の興行権を決める入札を、17日にパナマの団体本部で行うと発表した。以前から対戦指令を出していたが、亀田の国内ライセンスが更新されず、交渉がまとまらない状態が続いていた。河野側は、3月の王座奪取戦から試合間隔が空き過ぎるとして、V1戦の挑戦者を自由に選べる特例措置を求めていたが、要望は受け入れられなかった。河野側が落札した場合、亀田が国内で試合が出来ない状態のため、事態の前進はみられない。亀田側が落札すれば、海外で試合が行われる可能性が出てくる。ワタナベジムの渡辺会長は「日本になったら同じ状況のまま。JBCに対応を求めていく。海外になった場合はしっかり体調を整えて臨む」と話した。