来月10日に開催予定の「第2回AKB48グループドラフト会議」を前に、HKT48劇場支配人も兼任する指原莉乃(22)がドラフトについて「実は反対なんです」と本音を漏らした。

 「AKB48グループドラフト会議」とは、各グループが独自で行うオーディションとは別に、日本国内にあるAKBグループ全体で候補者オーディションを行い、合格した者を対象に、日本プロ野球で行われているドラフト会議を模した形式で各グループのメンバーが候補者を指名するというもの。2013年11月10日に第1回が開催され、第2回が5月10日に東京・有明コロシアムで開催予定となっている。

 29日深夜放送されたTBS系「HKT48のおでかけ!」に出演した指原は、お笑いコンビ、フットボールアワーの後藤輝基(40)とドラフト会議についてトークを展開。後藤がその仕組みを「まだ把握できていない」と語ると、指原は「応募してきたメンバーを取るだけです」とあっさりとした口調で説明し、「実は(実施に)反対なんですよ」と本音を漏らした。

 反対する理由について、「わざわざ引っ越しさせてまで13歳や14歳の子を(取らなくても)」と主張。昨年、自身がHKT48メンバーにと指名した山本茉央(18)については「九州の子(福岡出身)だから引っ越さなくていいから指名した」と語った。「(候補者)本人の決意があればいい」と前置きしつつ、「私は(運営の)スタッフじゃない、メンバーだから、いつか辞めるわけだし。わざわざ、(引っ越しさせてまで)その子を取って、責任は取れない」と主張。「メンバーがそういうことをやるべきではない」とメンバーがメンバーを指名するやり方に対しても反対した。

 後藤から「ちゃんとした考えがあるんだね」と感心された指原は「自分が(大分から)上京しているから、上京した辛さをわかっているから、可哀想だな(と思う)」と説明。最後に改めて「メンバーがメンバーを選ぶっておかしいですよね」と苦笑いした。