AKB48ファンの著名人がプロデュースする特別公演の第4弾、ヤンキース田中将大投手(27)による「僕がここにいる理由」公演が8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた。

 田中が自ら「好きな曲の中から自分なりにバランスを考えて組み立てました」と選曲。12年8月から続いた国内28戦無敗記録の始まりとなった日本ハム戦の登場曲だった「ファースト・ラビット」からスタートし、推しメンの高橋みなみ(24)が所属するノースリーブスの楽曲を取り入れるなど、独自色を出した。

 センターを務める横山由依(22)は「(06年の)甲子園の佑ちゃんとの投げ合いも見ていたので、お仕事でご一緒させていただけるとは思っていなかった」。田中はこの日の公演に駆けつけられなかったが「ニューヨーク公演をやらせていただきたい! 私たちが会いに行きたい」と笑顔で話した。

 また、今年5月の「第2回AKB48グループドラフト会議」で3チーム競合の末、チームAに加入した研究生の樋渡結依(15)も抜てき。田中も4球団競合で楽天に入団したが、樋渡は「私も同じように活躍できるようになれれば」と意気込んだ。【大友陽平】